広報の板坂です。
先週は日本3ヶ所、ミャンマー5か所を繋いだリモート面接でした。現在、紛争が続いているタイ国境近くのカレン州にいる生徒も参加していたので接続を心配していましたが、良好でほっとしました。彼女が住むのは州都で、紛争のあるエリアからはかなり離れていて、彼女や家族が住むエリアは今のところ安全とのことで、それも安心しました。
今回の面接でも面接後に先方から尋ねられたのですが、面接ではしばしば終了後に、「おすすめはどの応募者ですか?」と聞かれます。でも、最近はそのご質問にお答えするのが難しくなっています。
というのも、ミャンマーの経済が悪化したこと、そして現地通貨が暴落して逆に日本の給与の価値が上がったこと、社会情勢から国内での仕事の将来性がのぞみにくいことなどが要因となって、応募者が激増し、レベルが上がったためです。書類審査で人数を絞って面接の段階にくるまでに、すでに「何れ菖蒲か杜若’」という状況になるためです。(ことわざの用法が微妙に違う気もしますが…)
あとは、穏やかで冷静なタイプがいいのか、明るくてきぱきしたタイプがいいのかといった、事業所さんとの相性の問題になってくるかと思います。
応募者急増の原因を考えると、決して喜ばしい状況ではないのですが。